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2006年10月 5日 (木)

ラップダンサー

なんか疲れてると余計な事を考えがちになるのは私だけでしょうか? 

最近拘束時間の長さとは関係なく、濃密な仕事が多い為に肉体的な疲れというよりも寧ろ精神的な疲れが大きい訳ですが、そんな時にふとこんな↓記事の事を思い出しました。ちょっと読んでみてください。

【経済コラム】モルガン・S、ストリッパーとの対決は無意味
  1月11日(ブルームバーグ):投資銀行家の行動をラップダンサー(客の膝の上で踊るストリッパー)よりも道徳的に優れていると決めつける理由とは一体何なのだろうか。

  米投資銀行のモルガン・スタンレー(ニューヨーク)は年初に、従業員がラップダンスにかかわるのは好ましくないとの立場を表明。昨年11月にアリゾナ州で開かれた会社会合の合間にランプダンスクラブに立ち寄った従業員4人を解雇した。

  実際は、投資銀行家とラップダンサーは非常に似た業務に携わっている。どちらも、現実からかけ離れた幻影を売り物にしている。どちらも、顧客に媚(こ)びるのがうまく、顧客に自信を与えるのが仕事。どちらも、実態よりも見かけを重視する。どちらの業界でも、経験よりも若さが物を言う。

  もう1つの共通点は、ボーナスへの異常なまでの関心だ。投資銀行家は、一つの案件がいくらのボーナスにつながるかとそろばんを弾く。ダンサーは腰の一ひねりがいくらになるかを心の中で計算しながら踊る。社会への貢献という点を考えれば、どちらの報酬も高過ぎであることは明らかだ。

  投資銀行家が一日の終わりにラップダンスクラブを訪れたがるのは恐らく、双方の間にこのような共通点を見いだしているからなのだろう。そこに行けば、自分に良く似た相手と会える。容姿はダンサーたちの方が少しばかり美しく、着ているものは少しばかり少ないが。

  モルガン・スタンレーには、女性に対する性差別を理由に訴えられた不幸な過去がある。新最高経営責任者(CEO)のジョン・マック氏の下、同社は一点の曇りもない清潔なイメージを作り出そうと必死だ。

             現実からかい離

  しかし、モルガン・スタンレーは間違っているという気がしてならない。ラップダンサーに全面戦争を仕掛けることで、モルガン・スタンレーは現代社会の現実からかい離していることを示した。そのような道徳的高みを維持するのは、同社が考えているよりも難しい。

  モルガン・スタンレーが4人の男性社員を解雇した根拠は、男性のみまたは女性のみを対象としたイベントへの参加が社規によって禁止されていることだ。男性社員はこの規則に違反し、職を失った。差別的な行為があったとみなされれば、数千万ドルの支払いを迫られかねない世の中では、会社側の対応も理解できる。

  モルガン・スタンレーばかりではない。JPモルガン・チェースも顧客をラップダンスクラブに連れて行かないように警告する電子メールを従業員に送った。他社も追随する可能性は大いにある。

  では、この規則はそもそも適切なのだろうか。私に言わせればこれは疑問だ。

  ウェブサイト「www.ukstripclubs.com」によると、ロンドンだけでもそのようなクラブは58軒ある。ラップダンスのクラブが、劇場やコンサートホールよりも簡単に見つかることは確かだ。

  保守的な考えを持つ読者は驚かれるかもしれないが、ラップダンスは過去10年の間に、文化の本流に躍り出た。ラップダンスを演劇やクラシック音楽よりも一段低い「裏の文化」、「後ろ暗いもの」と位置づけることはもはや、現実に即していない。

             「わいせつ」文化台頭

  作家のアリエル・レビー氏は最近の著作「フィーメイル・ショービニスト・ピッグ(女性優越主義者)」で、「わいせつ文化」の台頭について書いている。モデルのパリス・ヒルトンは露骨なビデオがインターネットに掲載されてから、セレブ度が一層高まった。「Loaded」や「Maxim」などの男性誌は、快楽主義的なライフスタイルを礼賛する記事を掲載している。女性誌もセックスに関する記事を掲載する。その是非はさておき、性というものが日常の一部であることは否定できない。

  投資銀行とラップダンスクラブの最大の違いは、ラップダンサーは自分が何者かについての本質を偽ることはないという点だ。正直さという点では、ラップダンスクラブの方がモルガン・スタンレーよりも上かもしれない。ラップダンスクラブは、道徳的優位をひけらかす必要がないということだ。(マシュー・リン)

原題:Morgan Stanley Can't Declare War on Lap Dancers: Matthew Lynn
(抜粋)

全部が全部って訳じゃなけどかなり真実をついているんですよね、この文章...

「現実からかけ離れた幻影を売り物にしている。どちらも、顧客に媚(こ)びるのがうまく、顧客に自信を与えるのが仕事。どちらも、実態よりも見かけを重視する。どちらの業界でも、経験よりも若さが物を言う」

「顧客に自信を与える」は本当。確かに提案しながら「あなた会社だからこれが出来るんです」ってのを強調してます。相手をやる気にさせるっていうことですね。「顧客に媚びるのがうまく」ってのは一般的にはそうです。でも私の場合は違います。激下手です。というよりも私が女でお客さんが男ばかりだからそういう態度をとるのが嫌だという気持ちがベースにありますが...。あと「経験よりも若さが物を言う」というのはマーケッツだとそうだと思います。トレーダーとかセールスだと若い人の方が強い気がします。勢いってやつですね。あとここでのポイントは「実態よりも見かけを重視する」ですね。実際、内心は出来なかったらどうしよう、とか思いつつもBluffで仕事を取ってる人はたくさんいますし。次の箇所は興味深いと思ったとこです。

「投資銀行とラップダンスクラブの最大の違いは、ラップダンサーは自分が何者かについての本質を偽ることはないという点だ。正直さという点では、ラップダンスクラブの方がモルガン・スタンレーよりも上かもしれない。ラップダンスクラブは、道徳的優位をひけらかす必要がないということだ。」

これって私自身が共感した部分ですが、でも同時に世の中の人ってやっぱりこう思っているんだってちょっとしんみりした部分です。(注: 筆者の方が外国人でかつ原文は英語で書かれたものなので外国人のインベストメントバンカーに対する見解であって日本人の方の見解とは異なる可能性もあります) 

共感した理由はこういう人いっぱい知ってるから。でもしんみりした理由は「私ってやっぱこの文章みたいに自分が何者であるかを偽っていたり、道徳的優位をひけらかしてるって思われてんのかな」と思ったから。でもそれって世間一般で言われるインベストメントバンカーっていう幻影であってダイレクトに私ってことじゃないんだよ、と言いたい。 

お金へのこだわりについて言及されている部分がありましたけど、一般的に外資系金融って給料高いから「「日本企業の会社員より稼いでいる」=「日本企業の会社員より偉い」って思ってるだろ」という人、確かに多いと思います。でも最近は私が年をとったせいもありますが、人生ってお金ばっかじゃないんだよなって思うこと、とても多いです、きれいごとじゃなくて。なのに幻影(=君って稼いでる金額で人間の価値を決めてるでしょ?)をベースに人格を勝手に判断されると悲しいですね。まあ私の場合は特に男の人との関係においてそうですね。自分より稼いでない男なんて相手にしないよね、的な発言されるともう. . .ですよ。

なんでこんなこと書いてるのか自分でも. . .ですが(なんかあったのかね?)、これを読んだ男性は外資系金融に勤めてる女性に対して間違っても一般的なバンカー「幻影」に基づいたコメントをしないように。人それぞれ違うんだからさ。本当はベストパートナーだったかもしれない人を失う(もしくはもう失っちゃった)可能性があります。気をつけましょう。でもこの文章自体は興味深いと思いました。だから今頃思い出しているんだけどさ。

じゃあもう寝ます。明日...もう今日か。でもとりあえず頑張りましょう。

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コメント


ダンサーの方が確かに偉い気がする。

そういえば私もこの記事読んだ。いやー誇張・皮肉入っているとはいえ、かなり真実をついているよね。

あと、

一般的に外資系金融って給料高いから「日本企業の会社員より稼いでいる」=「日本企業の会社員より偉い」

って思ってる人たしかにいるけど、多くはないんじゃないんでしょうか。

給料高い=みんなやりたがらない仕事

という見方も出来ますよね。。。。

あー、シンガーソングライターになりたい

キーワード パリス・ヒルトン で トラックバックしました。

同じテーマについての記事(ブログ)だったので
トラバさせていただきました。

今後ともよろしくお願いいたします。

この内容、共感というか、
やっぱりね、という感じで
興味深く読みました。
これからも色々教えてくださいね。

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