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2006年12月29日 (金)

逃げたいという願望

WHとはもう2ヶ月近く会ってない気がする。

今年の6月に偶然出会ってからお互い海外出張やらなんやらで1ヶ月会わない時もあったが、ここまで長く会ってないのは初めてかもしれないとふと思う。完全な年末相場で暇をしてた私はとりあえずWHにメールを打つ。

メール送信後1時間が経過- 風の噂で12月は日本にいないと聞いていたので返事が来なくても仕方ないなと思いつつもやっぱり返事が来ないのが気になる。

今も昔も私って変わらないと思う。「時間かけて書いて送信ボタンを押して、それで返信が来なかったら...」という感覚は正直、歳をとるとともに薄れた(気がする)。でも未だに少しだけど、そんな思いが頭をよぎる。でも本当に私って変わらないと思う部分は「待つことが大嫌い」という事。じっとデスクにいるよりは他の事をして気を紛らわし、気がついたらメールが届いたという状況にしたいと思う。いつ来るか分からない物だけを待ち続ける事がいかに馬鹿馬鹿しいか、それ以上にどれだけ空しいかを学んでいるだけに、心理的な予防線がはたらく。

2時間が経過- ランチの時間になり、まあ年末だし仕方ないと思う気持ちと、過去の人間になったんだという気持ちと、あきらめなのか安堵なのか表現できない不思議な気持ちがあった。とりあえずデスクを離れ外で食事することにした。その時メールがきた。

「元気? 今、実家の●●(WHの母親が住んでる国)に帰ってる。今月30日に日本に帰る」

単純なメールだったけどなんか安心した。あまりにも早く打ち返すと待ってたみたいでイヤだなとは思いつつも、これって昔もこんなことを思って時間差で返信したことあったよな、と懐かしくなり、WHには速攻で打ち返す。そこからはチャット状態。書くに及ばないたわいのないことの連続だけど、私達は他の誰とも相容れない、他の誰も理解出来ない、私達二人だけが共有できる思いがあることに気がついた。

「日本を離れて、仕事から逃げて、とりあえず自由になりたい」

私達が共有している思いって「逃げる」という願望だけだと思った。たぶん最初に会った時からそうだった。私達はいつも仕事に疲れていて、疲れている理由も同じで、そしていつも現実から逃げたいと願う、言ってみれば単なるガキの願望を共有し続けている。そしてそれは仕事だけに適用される感情ではなくて、今の生活、日常からも逃げたいという部分も含んでいると思う。長く付き合っている彼、一緒に住んでいる彼女、過去のしがらみ、家族との関係... でも私達はお互いに、お互いが絶対に逃げたりしない人間ということをよく知っていて、だからこそ"I may just disappear"と書く。こういう事をさらっと書ける相手は私の人生において少ない。だからこそ、私は彼にメールを打ったのだと思った。

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