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2007年2月 9日 (金)

再会② - 追われる女

そう考えるとつじつまが合う。人間は基本どこかに頼って生きてて、その支えが消えると必然的に他の拠り所を探さずにはいられない。人によって拠り所は違うが、彼の場合はそれが女だったというだけ。特に彼は家庭環境が複雑な中で育ったこともあり、家族とは疎遠で、日本という異国の地での生活。現状付き合っている彼女と上手くいってないとすれば、彼は事実上ひとりになる訳で。様々な要因を考え合わせれば、必然的に女性への依存度が高くなるのは仕方ないのかもしれない。

火曜日になった。この日も異常に忙しく、余計な事を考える暇がなかった。そういえば、昨日、明日電話すると約束した気がしたが、そんな気がしたのも束の間、作業に追われ、指示出しに追われ、客対応に追われ、気がつけば21時になっていた。

最近は接待以外は全てデスクで食べる。朝も昼も夜も全てデスク。そして食べる物の内容は毎回決まっていてパターンを変えない。食べる物を考えることすらめんどくさいと感じるからだ。この日もデリバリーを頼もうとしていると後輩から食事に誘われた。たまには外にでも... とオフィスを出て近所の定食屋に入る。ここでも仕事から離れられない。直近の案件から人事まで仕事以外の話をしない。起きてから寝るまで仕事、仕事、仕事... 正直長年こういう生活をしていると心底疲れて、仕事以外の生活が全て色褪せて見える。そんな事を考えている時、携帯が鳴った。

彼からの電話だ。その時初めて自分が電話し忘れていた事に気付く。申し訳ないと思う反面、仕方ないと思い電話を取る。

「今、君のオフィスの近所のバーに行く途中だから、少し来れる?」

... 凄いと思った。情熱かそれとも焦燥か、今まで一度たりとも私のオフィスに近づこうとしなかったのにどれだけ状況が変わったのか。そして思った事... マリアさんあなたは正しい。男は餌付けしたはずの女に逃げられるといてもたってもいられない動物なのです。更に彼の場合、そもそもがハンター業に身をおく者。「逃げる者を追い捕らえてこそ、正真正銘のハンター」と潜在的にインプットされている為、逃げられっぱなしでは面目が立たないと無意識に感じているはず。厄介な生き物ですね、ハンターは。

セレブのオーラなどゼロで(そもそもない?)疲労困憊するサラリーウーマン姿を見てどれだけ驚かれるかと思いつつも、3ヶ月以上も会ってないという事実に起因する好奇心もこれまたあり、"Just one drink..." と告げ、バーへ向かった。

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ハラハラドキドキですね!これからどうなるのかしら★(セレブさんは、ブログ銀座に入れてるのでよく読ませて頂いてます。)

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