無料ブログはココログ

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月28日 (水)

見てはいけないもの・知ってはいけないこと

見てはいけないものを見てしまった時って皆さんどういう反応になるのでしょうか?

最近、毎回「忙しい、忙しい」と書いてますが、忙しい時に限ってこういう事が起きるんです。私の部下(やや部下ともろ部下)が明らかに"デキテル"ことを今日知ってしまいました...

なんでこんな忙しい時に。しかもなんで一緒に(デキテル2人と私が)プロジェクトに乗っている時に... 発覚するのでしょうか? 私には神のいたずらとしか思えません。そしてうち一人は既婚者です。しかも、それが発覚した時、私は別の部下とたまたま一緒にいた為、その別の部下まで彼らの関係を知ってしまいました。そしてその別の部下の一言。

「○○○○さん、やっぱこれは上司としてなんか言った方がいいんじゃないですかね?」

でも何って言うのよ...?

①「やっぱ、会社ではやめた方がいいと思うよ」

②「本気にならないように」

③「まあ、仕事に支障がない範囲でだったらいいと思うよ」

④「できちゃったりとかしない様に気をつけさえしてくれればやりたい様にやってくれ」

... 結構考えたのですが、上記の様なメッセージは一つも送れず。代わりに私は

「まあ、適当に切り上げて帰ってくれていいから、今日は」

いい訳ねーだろ。こんな忙しい日に。何を言ってるんだと自分を責めつつ、でも明日からミーティングで2人に指示を出す時、どうしたらいいんだと悩む私。たぶん、もう目を見て話せない気がするの... どうすべきなのでしょうか?

それにしても、某投資銀行(米系M)では「アナリストもしくは秘書とデキないとMD(=Managing Director)に昇進できない」という教えがある様に、投資銀行内部での秘め事は意外に多いのかもしれません。

「異常な環境("under extreme environment")に置かれると人間は本来の生殖機能を取り戻す」と生物学的に証明されている様ですが、まさにこれは弱肉強食世界の投資銀行を象徴しているのかもしれません。彼らは週末もなく日々奴隷生活を送っている訳で、その中で不安や苦痛を共有している言って見れば「同士」なのです。同じ感情を共有する同士が異性であった場合、ある種の結びつきが生まれてもおかしくないのかもしれません。(注: 私は部下には優しいので私が生殖本能を刺激した訳ではない)

明日からの仕事に支障が出ないといいのですが。今日既に「何をどう言うべきか」「告白された時どう反応すべきか」シュミレーションでゆうに1時間は無駄にしてしまったのでもうこれ以上は無理。明日以降の2人の出方を見て方針を決定します。

2007年2月27日 (火)

オスカー・ナイト

今日は本当に些細な事が大問題に発展し、夕方には崖から落ちそうになりましたが、夜には天使から電話がかかってきて救われ、やっと家に辿りついた外資証券の女です。本当に長かった... 

今日はアメリカではアカデミー賞の受賞式をやっている(いた?)のですが、皆さんはご覧になりましたか? 私はセレブのドレスチェックが大好きなので毎年何らかの形で見ていたのですが、今年は理由あって見れず、ネットで軽くサーフして見ました。

それにしても菊池凛子さんは凄いですね。(そしてドレスも素敵でした。シャネルでした。)私は彼女の出演作品「バベル」を見ていないので、彼女の演技がどうかについては言及出来ませんが、ノミネートされたという事実はそれだけで素晴らしい事だと思います。日本人でも世界に羽ばたく事が出来るのだと再認識する瞬間でした。

昔、友達の結婚式でNYに行った時、友達の親族から「どこから来たの?」と言われ、"Tokyo." と答えたところ、"Oh, China." と言われ、どこまでアメリカ人はignorant なんだと心底驚きましたが、こういうアメリカを代表するイベントで日本人が出てくるというのは日本の宣伝効果にも繋がって非常に喜ばしい事だと思います。

今日はあまりの疲れにオチも何もあったもんじゃないですが、本当、世界に羽ばたける日本人がもっと増えるといいなと思ってます。無論含む自分ですが。 Have a sweet dream...

2007年2月25日 (日)

花粉症の季節と映画(テレビ)鑑賞

天気がいいのは喜ばしい事だけど、花粉が飛びまくっていて外に出れない... 花粉が飛んでいるのが目に見えた今日はとりあえず家でおとなしくすることに...

過去に買ったDVD見まくりですよ、今日は。勿論、ポテトチップス、ポップコーン付で。前にも紹介したDVDでやっぱり良かったのはこれ。

ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア <サード> DVD ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア <サード>

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/04/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア サード・シーズン コレクターズ・ボックス DVD ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア サード・シーズン コレクターズ・ボックス

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2005/09/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

上の2つの違いがよく私には分かりませんが(私のはコレクター物)、でもこれは本当に良い。絶対見るべき。何回も書くけど、今まで見たドラマでソプラノズを超える作品はない。そしてこれからもない。特に男性にお薦めしたい。私、病気に聞こえるかもしれませんが、これもう50回位見てます。アメリカでは既に終わってしまったのですが、シーズン6 Part 1 までDVDが出ている。そして私は勿論シーズン6 Part 1 まで持っててますが、このシーズン3が最高傑作でしょう。本当にサイコー。Sex and The City も全巻持ってますが、私は断然 Sopranos 派。Violent なシーンも多くて怖い瞬間もありますが(そんな時はfast foward)、でもストーリーの完成度合いの高さはこれでしょう。色んな愛が書かれています。シーズン3の目玉はトニー(マフィアのボス)とグロリアの愛と葛藤。心が震える感覚を味わえます。

そして前にも紹介したこれをやっと見終わった。シーズン1より全然シーズン2の方が良い。なぜかって男と女の話があるから。私ってただ単にそういう話が好きなのだけかも... でも皆さんそうですよね? 

Entourage: Complete Second Season (3pc) (Ws Dub) DVD Entourage: Complete Second Season (3pc) (Ws Dub)

発売日:2006/06/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ハリウッドでのし上がっていくNY Queens 出身の男達のお話。LAに行った事がある人なら「ここ、行った事ある、見た事ある」というおしゃれなバーやクラブ、ホテルが出てくる。でもシーズン2はそれだけじゃないビジネスの厳しさや葛藤、そして過去の女が出てくる。誰にでも終わりに出来ない人がいる、というのはユニバーサルなテーマか? そうなんでしょうね。実際の女優が実名で出てきて(ジェシカ・アルバ、マンディ・ムーア等)そういうとこも見所です。

あと、これ。このドラマって完全にジェニファー・ガーナーで持ってる気がする。まだアメリカではやってるのかなぁ。でもおもしろいです。自分がスパイになった気分になる。明らかに勘違いですが...

エイリアス ~2重スパイの女 シーズン1 DVD COMPLETE BOX DVD エイリアス ~2重スパイの女 シーズン1 DVD COMPLETE BOX

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2004/07/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これ見たら真面目に「CIAってどうやって就職したらいいのか」と思った。どうやったら就職できるんだろうか。話によれば、最低3ヶ国語話せないとダメらしい。かつ高い身体能力や知能も要求されるらしく、まあ... 私には無理でしょう。他のCIA物と言えば「リクルーター」がありますが、I love that movie. でもあれは映画だったのでここでは書きません。エイリアスの方がリクルーターよりエンターテイメント性が高いかも。シドニー(ジェニファー)が変装しまくり、そしてオシャレです。女の人は好きだと思います。

まだ見てないけど、OCも見てみようと思ってます。でもあれって若い子向けなのかな。もし見たことある人いたらどうだったか教えてください。

コンプラ問題について

よっしーさんからこんなコメント(抜粋)を頂いたのでそれについて...

コンブライアンス(法令順守)について
意見いたたげればうれしいです。
失礼ながら外資系証券も含めた金融業界
はコンプラ違反続出という状況ですが
やはり皆確信犯なのでしょうか???

コンプラ... 私が最も忌み嫌う類の話です。

私はフロントにいて常に「どうすれば稼げるか」を考えている訳ですが、昨今のコンプラ関連の外資系証券バッシングには辟易してるので常にトランザクションに入る前にコンプラ(部署)に確認を入れてやってます。はっきりいって、日本の証券会社の方がゆるゆるです。(たまに一緒に案件をやると分かる) なんで彼らは挙げられないのか不思議でなりません。やっぱり外資バッシングなのかしら? と新聞を見る度に思います。

少し話は変わりますが、どういう業界でもグレーな物ってありますよね? こういう解釈だとOUT だけどこういう解釈ならOK というグレー(黒ではない)な物。こういうのが一番問題です。なぜって? グレー物は100%コンプラに阻止されるからです。

フロントにいる私の意見としては、コンプラはグレーな物を頭ごなしに否定するのではなく、弁護士にでも相談して、本当にそれが白なのか黒なのか見極めるのが仕事であるべきと思ってます。でも奴らは調べもしないで「全部ダメ」っていうんですよ。だからこっちで調べなくてはならない。はっきり言って、コンプラにいる人間よりも私の方がコンプラについては詳しい。一人でフロントもサポートもこなしていると常に思ってます(怒)。

ということで、よっしーさんへのお答えとしては「少なくとも私の会社に関して言えば確信犯な訳がありません」です。でもTier が下がれば下がる程にコンプラへの意識が低いと転職した友人達が言っている。ということは「Tier の低い外資系証券会社は確信犯ではなく気付かなくてやってるのかも?」になるのかもしれません。

まあこういうのは「外資系」で一括りにされてしまうから他外資系証券の皆さんもコンプラ遵守を胸に営業して欲しいです。

2007年2月24日 (土)

Genius is only one remove from insanity. (天才と狂気は紙一重)

彼氏と話している時に、私の10年来の友人が病気でアメリカの片田舎にある実家に帰ったことを知った。

その10年来の友人は、世界中の誰もが名前を知っているアメリカの大学を卒業して、米系の証券会社に入社し、その日本支社に移ってexpat として働き、その後、某米系ファンドへ転職し、パートナーまでのし上がった男だ。凡人には理解出来ない程に頭が良く、しかもルックスはパーフェクト。NYで働いていた頃に何度もモデルとしてスカウトされたらしい。彼を見れば誰もが間違いなくモデルだと思うだろう。

彼の事はよく知っている。いつかも思い出せない位の大昔に何度かデートしたことがある。そして今の私の彼氏の大親友だ。だからとてもよく知ってる。その彼が最初に病気になったのは2年前。ファンドに移ってパートナーになって傍から見れば順風満帆の人生に見えた。当時私は今の会社で案件にまみれて心身ともに疲れ果てていた。だから当時彼と飲みに行く度に思ったのは「上にいけばいくらでも稼げて時間も出来て楽になれる」ということばかりだった。彼は1週間のうち3日しか会社に出社せず、2日は夜通しで飲み歩いて、余った時間はモデルとデートばかりしていた。そんな楽な生活が本当に羨ましくて羨ましくて仕方なかった。だけどそんないい時期は長く続かなかった。

2年前のある日、私の携帯に電話がかかってきた。彼からだった。着信に気付いたのは23時頃だったと思う。飲みの誘いかと思ったが、とりあえず電話した。彼が出た。とにかく私の彼氏と話したいという。どうやら電話が繋がらなかったらしく、それで私の所にかけてきたらしい。私は自分の彼氏と一緒に住んだことはない。よって携帯が通じないなら私も話すことは出来ない、そう伝えた。様子が変だった。

その電話から1週間後、彼がまた携帯に電話をかけてきた。どうしても私の彼氏と話したいが通じないという。当時私の彼氏は出張でNYにいた。だからそう伝えた。とても様子が変だったのが気になって、今どこにいるのかと聞く。グランドハイアットにいると言った。なんでグランドハイアットにいるんだと聞いた。彼は六本木ヒルズに住んでいた。何故ヒルズに住んでいてグランドハイアットに泊まる必要があるのか? 理由を聞くと誰かに追われていると言った。その時点で何かがおかしい、と思ったが多くを聞くのはやめた。とりあえず彼氏のNYの電話番号を渡した。それから1週間後、彼は日本からいなくなり、アジアのある国の精神病院に入院した。

彼はbipolar(躁鬱病者)と診断された。彼はハーフで、家庭環境が理解出来ないくらいに複雑で、それ以外にも色んな問題を抱えていた。だから私にはそれが普通の人がいう"躁鬱"ではない事が分かっていた。もっとシリアスでもっと深い問題に見えた。彼は躁鬱だっただけではなく強迫観念にも取り付かれていて、昔から誰かに追われていると思っていた。日本に来てからは病気も治っていた様だが、パートナーになった事がプレッシャーで再発したらしい。病院には1ヶ月いたが、仕事はもう出来なくなりアメリカに帰った。

今年1月、2年ぶりに再会した。新しいビジネスを立ち上げ、成功してる様だった。そして幸せそうにも見えた。これからどういうビジネスがくるか、そしてそれが何故なのか、そんな話を2時間くらいランチを食べながらした。相変わらずシャープで話も上手くて、彼が成功できなかったら一体誰が金融の世界で成功できるんだとさえ思った。とても自信とエネルギーに溢れている様に見えた。でも本当は違ったのかもしれない。

ある時、彼が私にこんなことを言った。

「君はdriveがあるし、とても強い人間だから絶対にこのビジネスで成功できると思う。稼ぎたいだけ稼げると思う。でももっと重要なのは、君が成功する事で女でもアジア人でも、アメリカ企業で成功出来るんだという事を証明する事だ。君は君が思う以上に重要な社会的な役割を担っている。でもそれと同時に女性としてプライベートでも成功する権利がある。難しいチョイスだとは思うけど辞めるにしても続けるにしてもよく考えてdecisionして欲しいと思う」

彼は物事をとても深く捉え過ぎていたのかもしれない。彼は彼がハーフである事の社会的な意味を常に考えていた。だからこそ、私が日本人であり女性である事の意味を考えて欲しいと思ったに違いない。今年会った時も同じ様なことを言った。私はその時、彼の頭が良さが命取りにならないといいなと思った事を思い出した。そして病気が再発した今、私は彼がもう二度と正気に戻れないかもしれないと思っている。

2007年2月23日 (金)

外資女の懐メロコレクション

最近あまりにも忙しいので、「ほっといてくれ」「話しかけないでくれ」オーラを振り撒きながら淡々と作業をこなす毎日が続いてます。

そのオーラ作りに欠かせないのが「ヘッドフォン」です。意外にも人からの質問に答える事に時間を割かれてしまうので、巨大ヘッドフォンを装着し、周りが話しかけられない環境作りをここ数週間行ってます。私の場合「ヘッドフォン=防音」ではなくて、実際音楽聴きまくりです。大音量で聞いてるのでたまに口ずさんじゃったりして... 奇異な目で見られることも少なくはありませんが、そんなことは気にならない。

数週間も(精神的)密室作業が続くと、環境が変わらないならCDだけでも変えてやると思い、しかし新譜チェックからも遠ざかっている私は懐メロコレクションから以下を引っ張り出し聞いてます。

The Velvet Rope Music The Velvet Rope

アーティスト:Janet Jackson
販売元:Virgin
発売日:1997/10/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ジャネットはアーティストとしてCDセールスでは下降線を辿っている様ですが、ご本人は脅威の激痩せに成功。女としては上昇している様に見受けられます。昔あった腹筋もくっきり戻ってきたし。"The Velvet Rope"はとても気持ちを強くしてくれます。女の人が強い精神状態に持って行きたい時にはもってこいなCDといえるでしょう。歌詞のイメージは「あたしを馬鹿にして。みてなさいよ」系なのかな、前半は。後半はスローに上手く纏めてますが、職業柄、前半が好きです。そして、ジャネット・ジャクソンと言えば、これは外せないでしょう。

janet. Music janet.

アーティスト:Janet Jackson
販売元:Virgin
発売日:2002/01/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もう10枚近く出してるでしょうが、私の中でのジャネット最高傑作はこれ。 "janet."です。これで彼女は「ジャクソン」という姓から脱皮したと言われます。「ジャクソン家の」という枕言葉なしで、"janet."だけで彼女をidentifyできる、スーパー出世作です。私のお薦め曲は以下です。

01. That's the way love goes
05. be a good boy...(これは6.の為の単なるイントロ)
06. if (ジャネットお得意の強い感じがいい)
09. go on miss janet (注: 未成年男性にはお薦めしません。これも10.へのイントロ)
10. throb (注: 未成年男性にはお薦めしません。イマジネーションを描き立てられる可能性あり)
15. new agenda
17. because of love
19. again (スローなsuper名曲)

このCDの良さはイントロからの繋ぎの上手さだと思ってます。数秒のイントロで次の展開を予期させる感じが上手い。雰囲気が音で伝わってくるCDです。これは是非聴いて欲しい1枚です。

ジャネットって女性ミュージシャンカテゴリーではOne of TOPに君臨してると思いますが、私はジェニファー・ロペスも大好き。彼女のセルフ・プロデュース能力は脱帽物です。歌手、女優、そしてビジネスウーマンとしても大成功だし、でもそれ以上にラテン女性の地位向上という観点での貢献は他の誰にも真似できないと思います。ラテン女ブームを作ったのは彼女ですよね、明らかに。マイノリティと言われる人種への関心を高めただけじゃなく、セクシーなイメージを作ったと言う点で彼女は歴史上に名を刻むべきでしょう。なんか話が逸れたが、彼女のCDだとこれが一番気分がアガる。

ジェイ・トゥ・ザ・エル・オー!ザ・リミックス Music ジェイ・トゥ・ザ・エル・オー!ザ・リミックス

アーティスト:ジェニファー・ロペス,ファット・ジョー
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2002/02/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今や何処へ...のJa-Rule とのカラミがスーパー。以下2曲だけでもいいこのCDは。

2. Ain't it funny (Murder remix feat. Ja-Rule)
4. I'm Real (Murder remix feat. Ja-Rule)

PVももし見れるチャンスがあれば是非ご覧あれ。おしゃれです。彼女のPVは。リミックスって本当は嫌いで... なぜかっていうとオリジナルほどのオリジナリティがなくて(当たり前?) 単なるmimic曲ばかりだから。でもこれはリミックスという名の全く別の曲です。私はオリジナルよりこっちの方が全然スキ。クラブでも未だにかかってる時あって驚きますが、全然古くないし、そもそも踊るために作ってるから気持ちよい。これはほんと踊りたい人用です。余談ですが、このCDはリミックス版で初の全米ナンバーワンに輝いた一枚らしい。ウィキペディア英語版に書いてあった。でもそれは納得。本当気分が上がるんです、これ。

なんか取り留めなく書いたけど、女性物ばっかになっちゃいましたね。しかも超メジャーな。でも王道物って時が経っても廃れないって事の証明なのかも。名曲は永遠に不滅です。

2007年2月22日 (木)

男の浮気・女の本気

今日も色々あって精根尽き果てたが気になるトピックを見てしまった... ので書きます。

会社の同僚の女性(独身)と既婚者の男性が社内不倫しています。この既婚男性はこの女性とどういうつもりでつきあっているのか、、、セレブ筆者様はどう思われますか?既婚男性は、(バンカー男の本音の記事によれば)彼女に本気なら彼女に近づかなかったかもしれないということですよね。彼女は彼の通勤途中に引っ越る予定で、まるでこれから半同棲生活を始めんばかりの勢いです。

本当、不倫ってよくある話ですね。それもこれも私はテクノロジーのせいだと思ってます。携帯やメールといったプライバシーが完全に守られるツールの発達は不倫というプライベートな空間を創出してしまいましたね。話が逸れましたが... 私の友達・知人でも結構いました/います。どういうつもりか... 端的にお答えすれば「遊び」でしょうね。(赤い理由は火遊びだから)

まあ正確に書くと最初から「遊び」と決めてかかってはなかったでしょうが、無意識のうちに「遊び」たかった。そしてそれが現実化してしまった。最初から真剣に計画してそうなってたらそれは遊びじゃなくて「本気」でしょう。そしたら既婚男性はもう今頃妻と別れる話をしてるか、別れてたんじゃないでしょうか。

「人の物」が欲しいってのは誰しも潜在的にあるんでしょうが、その潜在意欲が表面化し易いトピックですね。物なら買えばいいけど人って買えないですからね。手に入らない物ってますます欲しくなる。それが人間の本性なんでしょう。

そして「半同棲」。これは何かを成し遂げる瞬間でしょう。ある意味、人から欲しい物を奪い取ったかの様な感覚。この達成感で彼女は数ヶ月満足出来るでしょう。でも数ヶ月以上経てばきっとその関係の馬鹿らしさに気付くと思います。

男は欲しいもの、妻と愛人、を手に入れて非常に実りある人生でしょう。でも女の方ってこの関係から何が得られますか。彼との楽しい瞬間でしょうか? でも重要イベント時にはいなくなるので虚しい瞬間を楽しい瞬間以上に味わうでしょう。特に関係が続けば続く程にその空虚な時間は増えます。空虚さを埋めてくれるものってなんでしょうか? 人に起因する空虚さというのは結局人でしか埋められないと思います。でも多くの人はそれに気付いてない。だから、お金やお酒といった形ある物で埋めたがる。でもそれって違うと思います。いくらお金があっても酒を飲んでも埋められない物はあります。

過去に樋口可南子が不倫したくてした訳ではなくたまたま好きになった人が人の物だった、と言って話題になったことがありますが、彼女というより不倫している女性の多くは本当にそういう純粋な気持ちでスタートしていると思います。でも男は違うと思う(らしい。勿論全てではありませんが)。結局、樋口可南子は不倫の末にめでたく結婚しましたが、10年以上も不倫関係にあってその間完全なる同棲をしていたという点で本件とは異なる事例です。きっと最初からお互い本気でスタートしたんだと思います。じゃなきゃ10年も続かないでしょうね。そしてそれ以上に大きなポイントはマリアさんの同僚は樋口可南子ではない。

同僚へは「とことん納得いくまでやってみたら?」とアドバイスしてはいかがですか? 所詮、第3者の意見はそれが誰であっても第3者の意見に過ぎないし、本人が納得のプロセスを経ないことには終わりに出来ないし(自分の中で)終わらないと思います。でも色んなことが手遅れにならないうちに早く気付いて欲しいですね。

2007年2月20日 (火)

The リバイバル

たまには男ネタからはずれて(笑)、真面目に「再生」について書いてみようかと。でも最近仕事が忙しくてあまりそっち方面に目がいってないので、全然目新しい話は書けないかもしれませんが、お許し下さい。

個人的には、日本にもまだ再生物のチャンスはあると思ってますが、結構開拓され尽くしちゃった感はあります。でも、これからまだあるって事で言えば、再生物のキーワードは「地方」と「外人」だと思ってます。

都会って完全に高値感があるので、特色のある地方の再生/投資はいいかなと思ってます。具体的には温泉とか、その都市/地域だけで成り立つリゾート物かな。(あんまり書くとネタばれするので具体例は避けます)そういう所は地方でも地価が上がるでしょう。再生物ってことじゃなくて、個人投資としてもお薦めかと。(特に地方出身の私はあまり地方にアレルギーがないので買い易いです)これはもう街づくりのコンセプトに近いですが、特色のある地域を買い占めて集客が可能なアトラクション物(ショッピングモール等)を作って、その地域全体のバリューを上げる。これはよくアメリカでやってる手法ですが、こういうのは日本ではまだ出来る気がします。

もう一つのキーワードは「外人」ですが、日本人だけをターゲットにするものだと完全に片手落ち。これからは外人をターゲットにした地方アトラクション作りじゃなかろうかと。結構、中国・韓国の方が日本に観光で来てるのを見ますが、地方で、アジア人、オーストラリア人を集客できる様な場所作りが出来れば、バリューは結構上がるかなと。実際、そういうコンセプトで土地の買占めを行って、ホテルを建てたり、アトラクションを作っている場所ありますよね、日本でも。ああいうことが出来る様になると「意味ある投資/再生」って気がします。宮崎のシーガイアなんかはそういうのを目指してたのかもしれませんが、あの周りって何もない... 全然街づくりじゃないんですよね。シーガイア出たらなにもない... あれだとバリューは出ない思うけど、それでも最近は外国人観光客が増えているみたいですね。

最近、長年の友人とこういう地方再生物について話をしていて、彼は実際にいい投資を見つけたみたいです。彼の話を聞いてると感じるのは「Viewの重要性」です。世の中がどういう方向に流れているのかを掴んで、いち早くその流れに合う場所や人を見つける。これに限るでしょう。日本だと高齢化とか過疎化が問題としてあると思いますが、そういう中で地価の下がる地域への投資を行い(=低コスト)、日本人(お年寄りを含む)+外国人で回収する、とかそういう感じなのかな。最近こういう事を全く考えてなかったんでイマイチ具体例が出てこないですが、また考える時間が出来たら書いてみます。じゃあ。

2007年2月18日 (日)

「恋愛工学」とワーカホリックな同僚達

よっしーさんがお薦めの藤沢Kazu「金融日記: 恋愛工学」をさわりだけ読みました。私の感想は... 彼は「典型的な」外資系証券勤務の男ですね、かな。

私の周りにも「まさに彼」って感じの男達が山の様にいます。でも違うのはKazuさんが「素人」を相手に勝負していて、私の周りの男達は「プロ」を相手に勝負しているということでしょうか。

これは藤沢Kazuさんのmarital statusと大きく関係があると思いますが、独身だから素人を相手にしても問題ないんでしょう。残念ながら私の同僚達は全員既婚者です。よって後腐れのないプロ相手なんでしょう。そして私が勘違いしていたのは「独身男」と「既婚者」の女性に対する対処法(トライアル後の)。独身だともう少し女性に対して「後腐れ」とか「未練」とかが存在するんだと思った。でも「恋愛工学」を読んで言えることは、「独身でも既婚者でも男って一緒なのね」って事。超笑える... 

同僚(既婚者)の一人が「お客さんを説得するのもお店の女の子を落とすのも一緒なんだよね」と言ってましたが、私もそう思ってます。(注: 別に私は女の子を落とす訳ではないけどその気持ちはよく分かる)

客商売の私達は「いかにクライアントが私達を信用してくれて、結果選んでくれて、お金を落としてくれるか」で全てが決まる。だからとにかくクライアントを説得してなんぼの商売。そういう意味では、Kazuさんが六本木のクラブで見つけた女の子に「なにもしないからうちにおいでよ」って女の子を信じ込ませて麻布の家に連れ込んでやってしまうのとある意味コンセプトは同じでしょう。(注: 勿論「やる事」は違う)

私の同僚達が結婚してもプロを相手に「恋愛ごっこ」を展開してる理由が分かる。奴らはWorkaholicなのよね、きっと。だから夜な夜な六本木や銀座でクライアントを説得する為のトークテクを磨いているのでしょう。

まだ全部読みきった訳じゃないんだけど、このブログおもしろい。まさか藤沢Kazuが本名だとは思わないけど、私も六本木にはよく飲みに行くので彼を探してみたいと思います。

バンカー男の本音

金曜日の夜、同僚達と食事+飲みに出掛けた。

かなり飲んで暖まってきた時の会話。見た目は非常に真面目な先輩(男)がこんな事を言った。

「この間、『あ、この人俺に気がある』って瞬間があったんだけどさ、女でもそういうの感じる時あるの?」

当たり前でしょ。女でも男でもそういう「瞬間」は感じるに決まってんじゃん。あのビビっとした電流は性別に関係なく流れる(はずだ)。話はどんどん進み、最近の男達の浮気話へ(自慢話か?)。私からの男性陣への質問は

「1回やっちゃった事で本気になっちゃって、その後何回も会ったりとかないの?」

皆様、明快な回答を下さいました。

「会うわけないじゃん....」

「え、なんで?」

「めんどくさいことになるから」

... そう...。詳しい説明を受けたところ、そもそもそういう行為に至る女性に対しては性欲以外の何も感じてないらしい。よってとりあえず持ち込み、その後は一切連絡を取らない。そうする事で「1回きり」というニュアンスを伝えるらしい。そして奴らの主張は「それがお互いのため」なんだそうな... 気になったんでもう一つ聞いてみた。

「じゃあ持ち込んでる女とは真剣にならないって事?」

「うん。真剣にならない事を前提にやってるんだからさ」

... まじかよ... 絶対女はそう思ってないよ。そこから始まるケースもあるんじゃないの? って少なくとも私は思ってたんだけどさ... もう一つ聞いた。

「じゃあ、初対面でビビっときていいと思った人がいたらどうするの?」

「性欲じゃなくて本当に合うと思った人がいたら、やばいから絶対手を出さないな。見てすぐにそれが浮気か本気かくらい分かるから、本気になりそうな人だったら距離を置く。じゃないと家庭が壊れるし。実際、本気になりそうな人に会った事は結婚してからもあるけど、全く近づいてないし」

あ、そう... 随分考え方に差があるのね、女と男では。でも共通してるのは、本当に「いい」と思う人にはやっぱり電流を感じるんだね。そんなこんなで男達は「だからお金を払って済むようなキャバクラとかクラブとか、そういう店に行くんだよ」と言ってた。まあ、本気になって家庭を崩されるよりはお金で片付けられる所の方が奥さん方にとってもいいと思うからどんどん行ってストレス発散してくれ、と言ったところ、

「でも嫁に(そういう所に行ってるのが)バレたら終わりだな... まあ同業種にいる○○(←私)だからこそ分かってくれると思うけど、普通は有り得ないよ」

そうなんだ。潔癖症な人が多いのかな。もしくは業界に長く居過ぎて、一般的な女の感覚が死んじゃったのかしら... 

それにしても... 私、男という生き物を勘違いしてたのかも。毎日一緒に朝から晩まで働いてるのに全く気がつかなかった。本当にいいと思う女には近づかないんだってさ... 違う見方を与えてくれてサンクス。やっぱりたまには皆で飲みに出掛けるってのも重要だと思いました。今度、私が奢るからもっと男の本音を教えてくれ... 

2007年2月17日 (土)

モーツァルト健康法

ある日、郵便物が送られてきた。

差出人を見ると小学校の時に英語を教えて頂いた先生から。この先生は私が小学校低学年の時から欠かさず、誕生日やクリスマスといったイベントにはカードや本、お菓子などを送ってくれるとても有り難い方。でもその割に私ってなにもしてなくて、本当心の中では申し訳ないと思ってます... いつも本当に感謝してます。(なんか懺悔みたいになったな...)

そんな先生からの封書だったのでとりあえず開くと、思ったとおり、Valentine's Day なので最近自分が凝っている事に関する本を贈りますというカードが入っていた。(先生は女性だけど、海外生活が長いのでイベント物はアメリカに根ざしたものが多い)

「モーツァルト」の本とCDのセットが入ってる。へー。

数年前にメニエルシ病にかかった先生はかなり長い期間病院通いをしていたが全く治らず、一時期海外で療養生活をしていた。でも日本に帰ってきたら病気が再発してしまった。最近、医師に薦められてモーツァルトを聞き始めたところ、かなり改善効果が見られて、生活に支障がないレベルにまでなったらしい。先生自身に効果があったという事で、仁義なき投資銀行世界に身を置く私を気遣ってモーツァルトを送ってくれたらしい。

早速聞いてみる。確かに高い音が脳に響く感じ... 本によると、モーツァルトは他の作曲家と比べると高周波音を多く使っており、それが脳を刺激するらしい。よってお年寄りや病気の人に特に効果があるそうだ。曲によって、老化防止や免疫力を高める、快眠へといざなう、といった効果が異なるらしい。ヒップホップ好きな私にとっては意外なチョイスであることは間違いないが、結構いいかも。

2ヶ月位前にファッション誌でモーツァルト生誕250周年企画と題して、女優やタレントが自分の好きなモーツァルトのCDや書籍を紹介していた。ちょっと買ってみようかなと思ったけど完全に忘れていた... ネット検索してみたところ、以下が結構よさそうな感じ。でも純粋にクラシックというよりは、ジャズとかアレンジされた物の方が人気があるみたいだな。ちなみに私が頂いたのは完全クラシック版です。

モーツァルト・ミーツ・キューバ Music モーツァルト・ミーツ・キューバ

アーティスト:クラッツ・ブラザーズ&キューバン・パーカッション
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2006/03/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

モーツァルトセラピー・シリーズvol.4 集中と覚醒 仕事や勉強のための音楽 Music モーツァルトセラピー・シリーズvol.4 集中と覚醒 仕事や勉強のための音楽

販売元:インディペンデントレーベル
発売日:2003/11/01
Amazon.co.jpで詳細を確認する

JAZZで聴く モーツァルト Music JAZZで聴く モーツァルト

アーティスト:トーマス・ハーデン・トリオ
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2005/03/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ちょっとジャズアレンジ版のモーツァルトとか買ってみようかな。もしお薦めのモーツァルトCDあったら教えてください。じゃあ。

2007年2月15日 (木)

(男の)古典的手法による効果

過去に書いたブログを読み返し気付いたんだけど、私ってドラマに飢えてるのかもしれませんね...

仕事に私生活の大半を潰されているため、残った少ない時間にドラマを求める傾向が強い気がする。先般から書き綴っているWHへの好意は勿論ある訳ですが、「本当に」彼を好きなのかと言われると若干違う可能性がある... かも。彼の予測不可能な言動にドラマを感じ、彼の「謎」を追求したいだけで、本当は「彼」自身には惹かれてないのかもしれません。

無論、彼も私に対してその可能性がある。私の勝手な分析では、彼が私に惹かれている理由は、私の「謎」めいた部分(生活感ゼロ、金銭感覚ゼロ、異常な労働時間の職業、等)と彼の「インベストメントバンカーへの憧れ」じゃなかろうかと。こう分析しちゃうとドラマな部分がどんどん消えていってしまうのですが、職業上、アナライズしがちです.. はい。

実際、3ヶ月くらい会ってなくて再会したら(注: 再会②と③の間には数日空いていて、②の後に会社の近所のバーで会った時の話)、実は前に感じたオーラが減ってました。なぜかって? なんか太ってた... 初めて会った時の衝撃とか感覚って分かりますか? 「この人、いいかも」っていうあの期待というのでしょうか、希望というんでしょうか? あれを全くといってよい程、感じなかった。彼の方は私をどう思ったかなんて、本当の所は知る由もありませんが、でも3ヶ月前よりも好意を抱かれていた気がするな... 単なる思い上がりかもしれませんが、なんとなく彼の視線とかしゃべり方でそれを感じました。

金曜日の深夜、酔って徒歩で帰宅する家路、"Do you want me to walk you home?" と言われた時、本当にいいと思っていたならば "Yes, sure" となってたはずですが、思わず "Man... that's a lame line..." (意訳: あのさ、それって古典的すぎない?)と出てしまった。言ったWHは言い損と思ったかもね... これってドラマが消えかけてる証拠でしょうか? やばいな...

まあこうして私の場合、いいなと思う人物に出会い、約3ヶ月経過した頃にはドラマが終了し、次のドラマのクランクインまで自宅待機し、そして次のドラマに入るというパターンになってる気がする。(WHの場合はドラマが6ヶ月くらい続いていて、でも途中で撮影停止になってるから賞味では3ヶ月位か)

単純に分析すると本当に無味乾燥な人生みたいですが、実際その「時」を生きるのは結構楽しいです。もしかすると、昔の恋に落ちた感覚が忘れられなくて、あの同じ感覚を求めて懲りずにドラマを展開してるのかもしれませんね。

2007年2月14日 (水)

アップ オア アウト

今日はちょっと仕事で精根尽き果てたので軽くさわりだけ...

「アップオアアウト」 = "Up or Out" = 「上がるかもしくは出るか」

投資銀行ではよく使う用語ですが、新卒で入社し、アナリスト(という名の平社員)で3年間一生懸命頑張った後に、この"Up or Out" の時を迎えます。結局、更にもう一つ上のステップに上るのか、それとも投資銀行から足を洗うのか、運命の分かれ道がそこにあります。

私の知る限りでは必ずしも上に上がった人が幸せとは言えないし、出た人が不幸だったかというと(Out になったその時は不幸だったかもしれませんが)、意外に別の分野で成功している人が多く、実はOut になった方が幸せだったケースも数多くあります。

よりすけさんのアップオアアウト比率へのお答えとしては、ここ2~3年は証券業「花の時代」(今年は満開だったかも?)だったので、ほぼ全員がアップだったと言えましょう。でも今年後半くらいから米国景気に陰りが見られると予想しているので(私の勝手な予想)、日本もそして日本の外資系証券もその煽りを受けて停滞していく気がします。そういう意味では、今後は結構大変な時代になるかもしれません。

でも、私もそうですが、証券業冬の時代を乗り切った事がある人って強い人が多くて、冬の後には春がきて、その春を謳歌している人がたくさんいます。だから今年、来年の外資系新卒組には是非間もなく来るであろう冬を頑張って乗り切って欲しいと思います。余談ですが、そう考えるとヘッドハンターも大変でしょうね。採用が停滞するとあの人達の仕事も完全に停滞してしまう訳ですから、今頑張って稼ぎましょうね、お互い。

寒い冬の後には必ず暖かい春が訪れる(異常現象を除く)。これを胸に、今日はもう疲れたので寝ます。おやすみ...

2007年2月12日 (月)

アイ ラブ ジャニス

最近、ジャニス・ディッキンソンの本第2弾を読んでるんですけど、彼女、とてもウィットに富んでてエネルギーレベルが高い人だと思います。I love her and dig her very much. 色々と彼女について調べてると、こんなDVDを見つけました。

Janice Dickinson Modeling Agency: Season 1 (2pc) DVD Janice Dickinson Modeling Agency: Season 1 (2pc)

発売日:2007/01/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前にブログにも書いたことがある番組のDVDが発売されたらしい。ジャケ写だけ見ると凄く若く見えるけど、彼女50歳を超えてるはず... 本第2弾にも書いているけど、ボトックスを打ったり、ブレスト・インプラントを入れたり、全部フェイクだけど私はパーフェクト("Everything about me is fake and I'm perfect")と言える彼女は素晴らしいと思う。私もかくありたいと思う今日この頃です。

グッチの価値

女ならば誰しもかもしれませんが、私は靴が大好きです。

去年うちで鍋パーティなるものを開催した際、参加者の第一声が

「イメルダ婦人?」

だったくらい、うちには靴があります。実はイメルダ婦人発言をした方々、あなた達が見たよりも本当はもっと靴があったんです。戸棚に入った靴を見てないでしょう。戸棚も全部靴で埋まっていたので実際にあなた達が見た靴は氷山の一角に過ぎなかったんです、うっくく。

しかしこの2週間。あまりのガラクタの多さに気がつき、若干処分すべきではないかという思いが頭をよぎっては消え、よぎっては消え。今週は3連休だったということもあって処分するにはパーフェクトなタイミング。実は洋服やバッグなんかもあるのですが、とりあえず靴から処分することに。

厳格な審査の結果、いらない靴が計10足。そのうち6足についてはゴミとして処分。しかし残りの4足については処分するのが若干惜しい感じ。そこで以前から見たことはあるものの入ったことはない某リサイクルショップに持ち込むことにした。

4足でいくら位になるのか... 店に入る前に皮算用した訳ですが、まあ4-5千円位かなと。4足のうち2足は特段有名ブランドでもなかったが、サンダル(シルバー)は1回しか履いてないし、もう1足(ベージュ・ピンヒール)は1度たりとも履いていない。たぶん両方とも各々2万円位したのではないかと。そして残りの2足は、1度だけ履いたシャルルジョルダン(元値3万5千円位)と4年前に買ったグッチ。これ、1回も履いてません。なんでかって? 買った時は良かったんだけど家に持って帰ってきたらなんかイメージと違った。そして4年の月日が流れた... いつかはこのシューズに世の中が追いついてくると信じながら。たぶん元値は5-6万円だったんじゃなかろうかと。さて皆様、結局この4足でおいくらだったと思います?

査定価格: 1,000円

.... 悪い冗談かと思いましたよ。査定価格を聞いた時。店員さんの説明によれば、最初の2足はブランドらしいブランドではない為、価値がないとの事。そしてシャルルジョルダンは去年のモデルで1回しか履いてないことを考慮して1千円つけたとの事。

「ええ、じゃあグッチは?」

と聞いたところ、驚きの回答。

「これ、モデルが古いですよね。4年前のグッチは価値がないんです。ここ2年のモデルであれば価値があるんですけど」

............ 4年前のグッチは価値がないなんて知らなかった。グッチなら未来永劫価値があるんだと思い込んでいた........

そんなこんなで、価値のあると判断されたシャルルジョルダンだけがお店で売られることになり、その他3足は持って帰ってくださいと言われた。めんどくさかった私はその3足をお店の人に託し「捨ててください」と言って店を出た。

今まで幾多の引越しを経ながらも常に運び続けたシューズの数々。私の家では価値があったのに、一歩外に出ると価値がないと判断されてしまうなんて。正直、かなりショックではあったが、実際世の中でバリューがあると言われる物と私の中でバリューがあるものには大きな隔たりがあるのね、と分かっただけでも大きな収穫だったと言えようか。

それにしても... 私の秘蔵っ子、エミリオ・プッチコレクションだったらいくらの値が付くんだろう... と寒い帰り道、真剣に思った。

2007年2月10日 (土)

今日は休肝日(予定)

昨日、あまりにも飲み過ぎて記憶が途切れがちだったにも拘らず、ブログを書いて後悔した外資女です。

今週は仕事に食事に飲みにと忙しく、でも読み返してみるとブログに書いてることって男ネタだけで。全然、(「外資系金融で働く」は正しいけど)セレブな毎日じゃないですね、これ... 読んでる皆さん、特に外資系金融志望の子達に間違ったイメージを与えている可能性が高いので誤解がない様に書くと、私より若い子達って毎日朝2時とか下手するとそれより遅くまで働いてます。でも私が会社にいくとデスクに新聞を置いてくれてる。そう、私が帰るよりも遅くまでオフィスにいて、私が来るよりも早くにオフィスに入る。そういう生活をしてみんな過ごしてます。だから飲みにいって騒ぐのに罪悪感を感じることあるんですよ、こんな私でも。

なんか言い訳みたいなネタになったが、業界への間違った見方を与えてると良い学生が採用できなくなっちゃうから書いてみました。それにしても... 最近も新卒の子達の面接をしてますが、あんまりハングリーな子ってもういないのね。ちょっと寂しくなります。やっぱり最初くらい、特に入社前はエネルギーに満ち溢れた子達が仕事に希望とか夢とかを持ってきてくれる方が嬉しいんだけど。なかなかそういう子に出会わないです。

あー、なんか飲みすぎてお腹が痛い。とりあえず今日は休肝日にして静かに休みます...

再会③ - 彼と私の間には...

彼と私の間には見えない何かがあって...

よく言いますよね。「私と彼の間には見えない糸があって、だから私達ってどうしても切れない関係なの」。聞くたびに「なに言ってんだこいつ」って思ってたんだけど、でも私と"彼"の間には何かがあるって思う... たぶん。

"Something clicked between him and me." これは本当だと思う。なにかが私達二人を惹きつけているのは間違いなくて、ただそれが何かは分からない。今日バーで遠くから彼を見つけた時、そして彼が私を見た時、なにかが"click"している感じがした。そしてそんな不思議な感覚が私達を引き合わせている気がした。

彼は家族と疎遠で本来誰とも繋がってないから、一瞬でもコネクションを感じた人に対してとても深い感情を抱く傾向がある(とみた)。きっと野良猫とか野良犬とかの感覚と一緒で、捨てられた事のある人って拾ってくれる人に対して特別な感情を抱くんだと思う。私は逆に猫とか犬みたいに人懐っこく寄って来る人に心を許しがちなタイプ。なぜって私は自分から人に心を許せなくて人に近寄っていかないタイプだから。そういう意味で私達は磁石みたいで引き合いがよいのかもしれない。

彼が自分への気持ちを薄れさせる訳にはいかないと思っている以上に、私は彼の私への気持ちを薄れさせる訳にはいかないと心のどこかで思っているのかもしれない。

自分の気持ちを伝えないことで予測不能なアクシデントから身を守れるとは思うけど、でも同時に本当の気持ちが序々に見えなくなっていく気がする。素直になれない自分がとても弱い人間に思える時がある。

2007年2月 9日 (金)

再会② - 追われる女

そう考えるとつじつまが合う。人間は基本どこかに頼って生きてて、その支えが消えると必然的に他の拠り所を探さずにはいられない。人によって拠り所は違うが、彼の場合はそれが女だったというだけ。特に彼は家庭環境が複雑な中で育ったこともあり、家族とは疎遠で、日本という異国の地での生活。現状付き合っている彼女と上手くいってないとすれば、彼は事実上ひとりになる訳で。様々な要因を考え合わせれば、必然的に女性への依存度が高くなるのは仕方ないのかもしれない。

火曜日になった。この日も異常に忙しく、余計な事を考える暇がなかった。そういえば、昨日、明日電話すると約束した気がしたが、そんな気がしたのも束の間、作業に追われ、指示出しに追われ、客対応に追われ、気がつけば21時になっていた。

最近は接待以外は全てデスクで食べる。朝も昼も夜も全てデスク。そして食べる物の内容は毎回決まっていてパターンを変えない。食べる物を考えることすらめんどくさいと感じるからだ。この日もデリバリーを頼もうとしていると後輩から食事に誘われた。たまには外にでも... とオフィスを出て近所の定食屋に入る。ここでも仕事から離れられない。直近の案件から人事まで仕事以外の話をしない。起きてから寝るまで仕事、仕事、仕事... 正直長年こういう生活をしていると心底疲れて、仕事以外の生活が全て色褪せて見える。そんな事を考えている時、携帯が鳴った。

彼からの電話だ。その時初めて自分が電話し忘れていた事に気付く。申し訳ないと思う反面、仕方ないと思い電話を取る。

「今、君のオフィスの近所のバーに行く途中だから、少し来れる?」

... 凄いと思った。情熱かそれとも焦燥か、今まで一度たりとも私のオフィスに近づこうとしなかったのにどれだけ状況が変わったのか。そして思った事... マリアさんあなたは正しい。男は餌付けしたはずの女に逃げられるといてもたってもいられない動物なのです。更に彼の場合、そもそもがハンター業に身をおく者。「逃げる者を追い捕らえてこそ、正真正銘のハンター」と潜在的にインプットされている為、逃げられっぱなしでは面目が立たないと無意識に感じているはず。厄介な生き物ですね、ハンターは。

セレブのオーラなどゼロで(そもそもない?)疲労困憊するサラリーウーマン姿を見てどれだけ驚かれるかと思いつつも、3ヶ月以上も会ってないという事実に起因する好奇心もこれまたあり、"Just one drink..." と告げ、バーへ向かった。

2007年2月 7日 (水)

再会① - 男の気持ちが読めない女

先週木曜日に一本の電話がきた。

去年の11~12月、仕事・バケーションで日本を空けた。帰国後、初めて携帯の留守電に気付いた。「会いたいから飲みに行かない?」という留守電が入っていた。12月中旬は異常に接待で忙しく、プライベートで飲むというのが不可能だった。12月下旬に時間が出来た時、電話をかけるのが怖くてとりあえずメールを打った。すると奴は実家のある南の島に帰っていた。

今年1月にメールが届いた。その単純なメールの内容に以前に彼に対して抱いた感情が薄れた。簡単な文面がなんとなく自分達の距離感を表している様で悲しかった。そしてそれに伴うあきらめの感情が湧いた。その時、プライドが高い私は自己防衛もあってメールを打ち返すのを止めた。

そしてそれから1ヶ月経った先週木曜日、インディアン・レストランにいる私の携帯に電話が入った。

「今から飲みこない? ヒルズにいる」

もうカレーもナンも頼んだよ... それ以上に「飲みに来ない」と誘われて、勿論忙しかったのもあるが、そそくさと行くその感覚がイヤだった。この時点で私の気持ちは既に冷めていたのかもしれない。

翌日金曜日、携帯に電話が入った。オフィスで客対応に忙しかったにも拘らず、30分程度話した。楽しいけど前に抱いた感情と同じ感情では話していなかった。どこかとても冷静にこの関係を分析する自分がいてそれが悲しかった。12月下旬は私が会いたかった。でも今は彼が会いたいと思っている。やっぱりお互いの気持ちがイーブンになる事などなくて、どちらかが軽くどちらかが重いものなのだと冷静に思う。そしてそんな冷静な分析すらディナー前にシャンパンを飲んだ時点ではじけて消えた。

今週月曜日。電話がきた。仕事に忙殺される中、話す。話しながら私にはやっぱり男の気持ちは分からないと思う。ここ3ヶ月間、ろくに連絡も取らず、会いもせず、なんで忙しいこの今、今日に会いたいと言うのだろう? 過去3ヶ月の間に何があって、ここ1週間のうちにどういう気持ちになって私に会いたいという結論に辿り着いたのか? 彼の心理を私なりに分析する。そして答えは一つしかないと思った。

「彼女と上手くいってない」

2007年2月 6日 (火)

バリューセット

ボーナス前後から始まったヘッドハンターの電話攻撃に驚きを隠せない外資女です。

日曜の夕方に知らない外人から携帯に電話が... 誰? どこで会った? と考えた末、ヘッドハンターです、と言われた時の苛立たしさといったらありませんでした。会社出勤途中でそうでなくてもdepressedなのになんで私があなたの儲けに貢献せなあかんの? と。全く(会社を)動くことに興味がない(嘘)と言った途端、「友達紹介してよ」。 .......。 でも知らない人に大事な友達は紹介できへんで、と思って適当に電話を切った。

でも最近はヘッドハンターじゃない方からも電話がかかってきます。元同僚の方々です。過去に一緒に働いた分、どんな人間か、何が強みで弱みなのか、どんな事が出来るのか、分かっている。だから誘い易いらしい。3-4年前に一緒に働いてた人からの甘い誘いにのってご飯に行きました。

場所は割烹チックな和食屋。店に入ってすぐに気に入りました。次回以降「私の店」に決定。(元同僚Mへ: 今後行こう。モチあなたのおごりで)

とりあえず近況報告をした後、本題へ。思ってた通り、「移って来い」コールでした。そこからの3時間弱、ほぼ彼の集中力は切れることなく、「君はうちみたいな本物の投資銀行で働くべきだ」攻撃。すいません、うちも本物の投資銀行って事にストリートではなってるんですけど... と言いたかったがあまりにも相手の押しが強いのでそんな事はいえなかった。そして挙句の果てには、元同僚Mとのセット移籍にまで話が発展。

「二人が一緒に来てくれれば何でも出来るようになるよ」

... まあそうかもしれませんが、私には私の、元同僚MにはMの人生があるんで簡単にセットで移籍なんて出来ないですよ... との私の返答に「やっぱり、だめかー」。だめでしょ、普通に考えて。そんなこんなで3時間弱のフルコースに焼酎を浴びるほど飲み、本物の投資銀行様にご馳走になりました、合掌。

それにしても、セット移籍を持ちかけられたのは初かも。ってことは、うちら両方ともバリューがあるって事? それとも単品では使い物にならないって事? 若干疑問が残る会食でした。

2007年2月 4日 (日)

ビフォア・サンライズ

今日も仕事... こういう時って仕事で頭が一杯で、特に今日は腹立たしいことばかりだったのでそっちに気を取られてブログを書く気にならない..... 仕事関係で気持ちをコントロール出来ないってのは若い子達と一緒ですかね。

腹立たしいことがあるとそれを家に帰ってからも考える、と話した時、おっさん達に言われたのは「未だに仕事への情熱を失ってないんだねぇ...」。その返答にも驚いたけど、ある外人上司に話した時に言われたのは、「僕は怒るという(重要な)感情を使う程、仕事をシリアスには受け止めてないよ」 ....そーなんだ、私って真剣すぎ、なんですかね? 皆結構真剣に仕事してると思ってたけど、そうでもないのかなと思い始めました...

最近みた良いDVDについて書こうと思ったんですけど、やっぱり仕事の事が頭を離れず、どうしても今日は書けない... でもとりあえず、こんなのを見ましたという事で貼っておきます。実はこれ、ロスに住んでいる脚本家の友達が推薦してくれた映画です。彼はアメリカでは勿論、日本でも人気の米ドラマの脚本を書いてる人で、彼曰く「シンプルで日常にもありそうな話だけど、その日常にもありそうな話を上手く描いていて、ぼんやりと心に残る感じがいい」。私の感想も同じく。きっとこれに近い経験って誰にでもあるんだろうなと。でも多くの人がやり過ごしてしまう時を上手く描いている感じがしました。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

その続編は↓。ヒルズのツタヤで見つけて思わず購入してしまった

ビフォア・サンセット

本もあるみたい。読んでないですが、ちょっと読んでみようかなと思う

ビフォア・サンセット Book ビフォア・サンセット

著者:イーサン ホーク,ジュリー デルピー,リチャード リンクレイター
販売元:ソニーマガジンズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

出会いと別れの間が1日もない話。別れる事が分かってても共有できる瞬間を精一杯生きたいという気持ちが強く伝わってきます。少し「運命ってなんだろう」と思わせる作品かもしれません。

2007年2月 3日 (土)

見極めの基準

情が移りやすい私なので、そこらへんの見極めは気をつけないとなんですが…ちなみに性格はやや?強めです!

自分の中での”一線”の定義、考えてしまいました。
私も体の関係があるってことがわかったら、だめですね。
知らなければ確かに幸せかもしれないけれど、こういう事って勘のいい人はちょっとしたことから結構感じ取るかも!? [コメント抜粋]

るるんさん、コメント有難うございました。読んでてちょっと思った事を...

私も見かけと異なり(って言われる)、有り得なくらいに情が移り易く、そのせいで関係を断ち切るのが難しくなる事ありました... ウソ、今もあります。だから見極めるのはとても重要だと思うんだけど、でもどうやって見極めていいのか分からない時があります。どういう基準で見切っていいのか、どういう事が起きたら切ればいいのか、でもそれって相手によっても違うし凄く難しい。あー、誰か共通する基準があるなら教えて欲しい...

一線は人によって違うでしょうね。肉体関係があったらダメっていう人、ほとんどだと思います。私も良くないとは思うけど、私の「一線」は肉体的なものよりも精神的なものかもしれません。感情に流されてとか雰囲気に呑まれての1回なら仕方ないと思う事あります。勿論実際にそういう事が自分の彼にあってそれが分かったら、どうハンドルできるか分からない。でも自分だって同じ状況になった時、常にノーと言えるかと言われると弱い。だからあまり肉体関係に着眼してないかもしれません。寧ろ、気持ちが離れていくことの方が心配かも。相手への気持ちがなくなることが私の「一線を越えた」という定義かもしれません。

「勘のいい人は付く」、私もそう思います。特に私の場合、勘に頼るくせがあって、そればっかりに頼るのはどうかと思いますが、彼に限らず人の変化に感覚的に気付きます。彼はそういう私の鋭い勘を知ってか否か、なにかあるとある程度正直に(たぶん)話してくれます(たぶん)。過去になんか変だなと匂いで思ったこともありますが、シリアスな事でもないと思ったのでその時は気がつかないフリをして泳がせておきました... シリアスじゃないという判断にいったたのは香水の香りで。あまりセンスのいい匂いではなかったので大したことないなと思った... (それって間違った判断基準かな?)  

前に書いた私の後輩は、1ヶ月位前に変だなと思うことがあったみたい。でもあまりにも仕事が忙しすぎて妻を気にしてる暇がなかったって言ってました。自分の事で精一杯だったから相手の変化に気付いている暇がなかった。「上手く騙してくれてれば今みたいな事にはならなかったのかもしれませんね...」と言っていたのは寂しい発言だけど彼の本心だった気がします。

人生って難しいですね。でもその時、その時の自分の気持ちに正直であれば、本当は人生なんて簡単で楽しいものなのかもしれません。流れのままに生きていけたらサイコウなんですけどね。

センス

素敵なディナーを終え、軽く家でワインでもあけるかと思って携帯を見ると、会社・上司から着信が... 気がつけば電話をもらってから2時間以上経っているではないか...

今週は結構疲れたので正直留守電も無視して、とりあえず家に帰りたいと思ったものの、長年の投資銀行生活で培われた「責任感」が邪魔し、とりあえず全ての電話に折り返す。意外に律儀な私... でも折り返したらとんでもないトラブルに巻き込まれた。

時既に0時15分。しかしここから私の作業がスタート。某クライアントからの依頼に応えるべく、とりあえず会社に戻り、作業(詳細割愛)。作業完了時刻2時。正直、悪くない時間に終わったが、あまりにも疲れていたので誰かに捕まる前にそそくさとエレベーターに乗る。

外に出た。意外に寒くはないものの、とりあえずタクシーに駆け寄る。何も考えず、いつもの調子で乗り込むと運転手さんは言った。

「お疲れ様です」

なんか凄く嬉しいんですけど。声のトーンがいい。途端に気分が良くなる。正直、会社から近場に住んでいる私はタクシー運転手さんから疎まれている。なんでこんな近いのに... という態度をあからさまに出す人も少なくない。声のトーンが良かったので行き先を告げた後思わず「すいません、近くて」と言うと「そんなことないですよ。お疲れでしょう」と言われ、また気分があがる。

私は感覚的なことに弱い。雰囲気とかトーンとか匂いとか、そういう定義し難い事に惹かれる傾向が強く、それが過去多くのトラブルを招いた。にも拘らずその傾向は未だ健在。勿論、前述のタクシー運転手さんを口説いた訳ではないが、私ってこういう感じに弱いんだよなと過去の歴史を振り返る。すると突然昨日から今日にあった出来事を思い出した。既に「過去」になってた人がなぜか「今」にまた戻ってきた。そう、私は彼の声や雰囲気に惹かれたんだよなと... 来週は一体何が起きているんだろうと思いつつ、このブログを書く。

2007年2月 1日 (木)

「一線」の定義

昔から仕事が忙しい時に限って、私の周りで問題が起きる傾向が強い。

毎年このシーズンになると「誰がどこに移った/引き抜かれた」の話で周りが騒がしくなる。そして自分も例外ではない。上司や部下が動いては明日から敵になり、昨日まで敵だった奴がいきなり今日から味方になる。ボーナスが出た瞬間速攻で会社を去り、1ヶ月後には他社のカードを持って客を回るというのはこの業界珍しい話ではない。今年も自分の周りで動きを感じる。そして私にもその波が押し寄せる。ヘッドハンターからの引き合いが強い。会社の電話、メールまでは許せたが、最近は携帯までが鳴る。一体誰が私の携帯を教えたんだ... と呆然。でもそれ以上に、オファーの内容も領域を超えた物が散見される。勤務地がなぜか香港にまで拡大。広東語なんかしゃべれないのに... 

仕事の忙しさに加え、周りの動きも忙しい夕方、他部署で働く子が私のデスクに来た。見た感じ、話をしたそう... という事でとりあえずカンファレンスルームに入る。適当に最近の動向などを聞いてあげるがなんか落ち着きがない。もしや、こいつ辞めるとか言い出すのかと怪訝な眼差しを向けると彼は言った。

「悩んでる事があるんですよ」

ほう。「うちに残るか○○○にいくか?」だな。という浅はかな私の予想に反し、奴は衝撃の告白をした。

「別れようと思ってまして」

彼は既婚。詳細は割愛するが、仲の良い夫婦を演じるのも疲れたと語り始める。そして奴はこう言った。

「(嫁は)一線を越えたんですよ」

... 言ってる意味が分からない私は思わず「一線って何?」と聞く。どうやら肉体関係の事らしい。そしてそれは一度きりの関係だったらしい。そうか... 彼は話しを続けたが私の中では私の「一線」の定義を考えていた。

過去にそんな「事故」はあったか? あったな。でもそれが「一線を越えた」と言えるか。ノーだな。私にとってそれらは「一線」ではなかった。単なる「浮気」でそれは「一線」とは異なる。つまり、浮気というのは浮気であって本気ではない。「一線を越える」というのは浮気のラインを超えて本気になることを言うのだとずっと思っていた。だから彼の言葉に驚いた。

そしてこんな事も思った。その彼がいう「一線を越えた関係」がばれなければどうだったのか。きっと彼も彼女も幸せだったはずだ。「知らぬが仏」とはよく言ったもので、知ったことで今までの培ってきた物全てが崩れる。彼も知らなければこんなに傷つく事も、苦悩する事もなかっただろうに。どうして知らなければならなかったのか? 

私の相手がもし過去に他の誰かと「一線を越えたことがあったとしたら」それを今知りたいだろうか? 答えはノーだ。それは、知らなければ知らない方が幸せな事が多くある事を私自身がよく知っているから。知ったことで傷つくなら知る必要はない。騙され続けたとしても、知る必要のない事を知らないまま生きられるなら、それは真実を知る事よりもはるかに重要な事だ。時間が経てば知らなかった事は知らなかった事のまま葬り去られる訳で、それは自分にとっては存在しなかった事になる。

でも彼は知ってしまった。それならばそれが彼にとって「知って良かった」と思える事になって欲しいと思った。知る事には知る事なりの理由があって、知らない事には知らない事なりの理由があるとしたら、彼は知った事で何を得たんだろうか? 

私は決まって忙しい時に限ってこんなつまらない事を考える。

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

最近のトラックバック

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30