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2007年3月18日 (日)

IB女の幸せ

悩める子羊さんからコメントを頂きました。有難うございます。

外資金融にいる者です。
私のセクションはオペレーションンで、最近仕事の単調さに嫌気がさしています。以前から投資銀行部門に興味があって、transfer希望をだしていて、もしかすると願いがかなうかもしれません。
一方で、付き合っている彼から結婚の話がでて、今年か来年には結婚する予定です。私が仕事を持つことには賛成してくれているのですが、女性がフロント(投資銀行部門)にいながら、家庭を持つって、とても難しいことだと思われますか? 私、金融の仕事がとても好きですし、できるかぎり長く仕事を続けたいと思います。一方で、一人の女性として、結婚したり、子供もほしいと思っています。 バンカーというのは、こういう私的な願いは後回しにするくらい気合がないとできない仕事だと思われますか?
セレブさんの周りで、ばりばり仕事をこなされながら結婚し、子供も育てているスーパーな方がいたら是非そのあたりのお話を聞かせて頂ければ嬉しいです。

バンカー女にとっては永遠のテーマですね、これ... 勿論、私自身を含む、ですが。そして実はこのトピックで最近、同業他社の女友達と激論になったんだよなぁ...

フロント(投資銀行部)にいて結婚すること自体は大して大変じゃないと思いますよ。但し、彼がその状況を理解してくれているなら、ですが。どれくらい彼に理解があるかじゃないでしょうか? 毎日朝3時に帰宅してもまだ週末出勤しなければならない状況を良しとするか否か、これは彼の度量次第でしょう。彼がメーカといった一般企業にお勤めならば理解の範囲を超えてる可能性もあるし、一方金融にお勤めならば良しとはしないまでも理解はしてくれるかもしれません。これは彼との相談だと思います。

ちなみに、私の彼は同業種で仕事内容は全く異なるのですが、彼の仕事もかなりハードということもあって、私の家族・友人の誰よりも彼が最も私の仕事を理解してくれてます。正直、ここまで理解してくれる人はいないと思っているし、だからこそ私がこの仕事を続けられるのだと思ってます。感謝してます...

子供についてですが、これは結婚とはまた別問題だと思います。最近は女性が産休を取る権利があるとか、育休を取る権利があるとか、やたらとそういうことを言いたがる女性が増えてますが、「子供を持っても独身時代と同じ様に働けるかどうか」を前提によく考えるべきだと思います。

実際、子供がいて働いてる方っていますよ。

Aさんの場合 --- 彼女が子供を作ったのはMBA留学中。(よって産休も育休も会社では取ってない) 会社で働いてて「子供が...」って理由で休んだことは一度もない。日頃は旦那さんと、近所に彼女が彼女自身で稼いだお金で彼女の両親を住まわせて、その両親にめんどうをみてもらってるらしい。

Bさんの場合 --- 彼女は出産の1週間前まで出社。出産して1ヶ月半で職場復帰。その後は出産前と同様に働いてる。ちなみに旦那さんも同業種、だけどBuy sideなので彼女よりは仕事が楽な様で子供の送り迎えは旦那さんがやっているとの事。

結局、どこまで自分自身を駆り立てられるかとパートナーの理解じゃないですか? 私は、AさんやBさんを本当に尊敬しているけれど、結婚して子供が出来てまで彼女達みたいに働けないって思う。仕事に対してそこまでのコミットメントはない。だから私は子供が出来たらスパッと辞めるつもりです。

これはあくまでも個人の意見ですが、「自分には子供を持つ権利がある」と主張して、産休やら育休、その後の子供にまつわる休みを取ってまでこの仕事をすべきじゃないと思ってます。私は身近にキャリアを優先する為に結婚しない選択や子供を生まない選択をした女性達を知っているから特にそう感じるのかもしれませんが、彼女達にフェアじゃないと思うんです。

つい最近友達が妊娠して、つわりがきつくて出勤出来ないと言って週3日位休んでたんですけど、その話を聞いた時、思わず「もう会社辞めたら?」って言ってしまいました。彼女が休むことで皺寄せを喰う人がいる訳で。特に外資って少ない人数で多くの仕事をこなす事を前提として給料が高い訳だから、一人休むってことの重さが日系企業とは違うと思うんです。それを分かっていて休んでいるのかと思わず言ってしまった... 

でも、そういうこと言えるのって女性だけなんですよね。男性は死んでもそんな事言えない。女性の権利の侵害だって言われて人事に駆け込まれたらクビですよね。でも、男性だって多かれ少なかれそう思ってる人はいる。自分達と同じ給料貰ってるなら同じだけのコミットメントを見せろって。そして私はその主張は正しいと思う。

子供を産むのは素晴らしい選択だと思うけれど、その選択が他人に迷惑をかけるものであってはいけないと思うし、それに全てを手にするには何らかの犠牲を伴うと思います。その犠牲が仕事かもしれないし、旦那の自由な時間かもしれないし、自分の肉体かもしれない。結局、「覚悟」がないと仕事も家庭も上手くいかないと思います。

結論: 子羊さん自身の「気合」と旦那さんのサポートがあればフロントでも大丈夫。でもどちらかでも欠けているのであればお薦めしません。

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コメント

成程…たしかに他人のお金をリスクも含めて動かしてて、ハードな職場である以上そうかもしれないですね。私のブログギンザには、セレブさん含め自分よりモチベの高い人を入れてるので、参考になります☆

初めまして。いつも楽しくブログ読ませていただいています。今回の記事について。。。同感です。誰も怖くていえなかったことをよくぞ言ってくれた!という感じかな。この意見に反感を買う人もたくさんいるとは思いますが、職種にもよると思いますがやはり、人に迷惑をかけて働く意味とは?ということを考えてしまいます。

日経新聞で毎週月曜子育てなどをしながら働く女性が特集されてますね!
私の周りを含めて赤ちゃんや幼児を抱えている人は大変そうです・・

IBを続けて一生バリバリ仕事をするか、
子育てのため仕事をやめるか、
どちらかでしょう。

幸田真音さんも現役時代はバリバリにもっともっと仕事をしたいと思っていたそうですが、十二指腸潰瘍を何度もやって、おまけに腫瘍までみつかって泣く泣く仕事を辞めざるを得なくなったとか。(入院中に小説を書いたのがきっかけで小説家デビューとなったわけですが)

IBの仕事ははっきりいって、女性が一生すると決めるなら、腹をくくる覚悟が必要と思います。

子供と仕事を両立したいというなら、セレブ様の知人の方のように、ものすごい強力なサポート体制を敷く必要があります。そういう協力なしには無理と、断言します。(経験者は語る)

私はサポート体制はどう転んでも望めなかったので、きっぱりあきらめ、しばらく子育てに専念し、子供が1歳になったころから、子育てとも両立できそうな、別の職種に変えました。

デンマークのマルグレーテ2世女王の二男、ヨアヒム王子と2年前に離婚し、最近再婚した香港出身のアレクサンドラ妃も確か元はやり手のIBだったと思います。

人生というのは仕事より大切なものもあるかもしれないと、私は子供を産んでから感じました。子育てはお金とは関係ないけれど、本当に女性としての幸せや充実感を与えてくれます。これほどのものは他にないでしょう。真の意味で親となることは、女である前の人間を計り知れず強くします。

もし子供があまり好きでないという場合は絶対産まないことをお薦めします。

仕事が好きで好きでたまらないという場合は、むしろそれに没頭すべきです。横道にそれず、つっぱしるべきです。女性でも。
その代わり、子供を産むことはあきらめることです。

ヨーロッパのように子育ても仕事も案外両立しやすい体制の整った社会に生きていない私達にとって、二者択一することを迫られるというのは悲しきかな、いたしかたない事実です。

IBじゃないけど弁護士やってる親友の奥さんも弁護士やってますが、子供が三人います。やっぱり実家のお母さんがときどき来て子育て手伝ってますね・・

リエコさん --- 前から気になってたんですが、「ブログギンザ」ってナンですか? もし良かったら教えてください。

たりさん --- 真剣に仕事してる人ならフロントだろうがオペレーションだろうがアシスタントだろうが同じ様に感じると思います。ただそれを言える立場、状況にあるかどうかって大きいですよね。私は自分が独身女だから言い易いのかもしれません。

ponさん --- 長文でのコメント有難うございます。私も同感です。真剣に仕事なさってたんだなって伝わってきます。全然話は違いますが、アレクサンドラ妃、再婚して幸せそうで良かったと思います。噂では香港でどこかの投資銀行のオペレーションのヘッドだったって聞いたことがあります。

よっしーさん --- 1日2回もコメント有難うございます。近況報告型、結構おもしろいです。気をつけて帰って下さい。

セレブさんご回答を誠にありがとうございました。これはIBにいらっしゃるセレブさんでも永遠のテーマなのですね。

私の婚約者はひとまわり年上で、同じ業界(彼はフロント)にいるので、理解はあると思います。ただ、働くことに理解を示してはくれますが、愚痴は許されない感じです。愚痴をいうなら、辞めればいいじゃないか、といわれるからです。誰も働いてくれと頼んだ覚えはない、と。

でも、結婚するから挑戦してみたい仕事をあきらめて、愚痴っぽい人生を送るのはいやだな、と思います。どうせ結婚しても愚痴を聞いてくれる相手はいないので、せいぜい満足いくように生きていくしかなさそうです。

私はあきらめが悪い(?)ので、IBの仕事の道を希望し、一方で子供も生んでみたい、と思い続けるかもしれません。でも、欲張るなら、欲張るだけの覚悟がないといけませんね。私よりもよっぽど思い切りがよくて、他の選択肢をきっぱり選ばなかった方がたに対して恥ずかしくないようなprofessionalizmを身につけられないと勤まらないでしょうね。この点についてはよく自分と相談する必要がありそうです。

それにしても、たとえば総理大臣になりたいとか、大スターになりたいとか、そんな高望みではなくて、私はやりたい仕事に就いて、人として家庭をもったり、母親になってみたい、そんな小さな望みでも、日本ではまだ「欲張り」の部類に入ってしまうって、なんだか悲しいですね。私は、少しずつでもこの少子化社会のイビツな背景について、草の根レベルでもいいから変えて行きたいです。IBに行ってクビになったりでもしたら、このあたりのニッチ産業を狙って起業してみるのも悪くないかもしれません。

悪あがきが続きそうですが、悩める子羊、ひたすら理想の草を求めてさまよい続けます・・・・。 どうもありがとうございました!

P.S.ブログギンザは、単にお気に入りに入れてて、よく見るブログの事です。
今、他によく見てるのは、ブルックリン在住でHIPHOPと黒人文化を追求してる女性ライターのブログと、NYで美容師になって黒人サロンで働いてて、エクステ工場を作りたいと考えてる女の人のとか…
でも結構書き込んでるので、詳細はないしょです☆ 

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