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2007年9月25日 (火)

情報化時代の申し子

シリコンバレーのそらさんからコメント頂きました。(抜粋、青字)

ITはオタお聞きしたいことがあってコメントしています。そろそろ帰国を考えていて、帰国後は外資系金融のIT部門に転職しようかと思っています。

そこで、質問。金融会社のIT部門の位置付けってどうなんでしょう。ITは縁の下の力持ち的存在でしょうから、バックオフィス扱いで、戦力とみなされず、ボーナスもろくに出ず、それこそ「奴隷」ですか?恐らくセレブさんのような多忙なユーザーとお話しながらシステムを構築する仕事になると思うのですが、果たしてユーザーは自分の案件と直接関係のないことに協力してくれるのでしょうか?

唐突に変な質問を投げてすみません。金融の知り合いが一人もいないので、つい。。。実態を教えていただけると、進路を決める上でとても助かります。

ITって超重要だと思うんですよ。PC壊れたらプレゼン作れないわ、メールもろくに見れないわで、ホント、ITに優秀な人材がいることが金融では一番重要なんじゃないかと思ってます。PCだけでなんでも処理できるようなシステムとか構築されちゃったりすると、ワタシ、存在価値ないかも... と思ったりもするし。ホント、それ位重要な職務だと思うし、感謝もしてます。

なんですけど、一般的に言って扱いは悪いですね。「バックオフィスですか」 - yes.  「戦力とみなされず」 - yes.  「ボーナスもろくに出ず」 - I don't know... 「ろくに」の定義じゃないですかね。メーカーよりは全然多いと思う。「奴隷ですか」 - うーん... 奴隷とは言わないけどフロントに仕える位置づけなんで、自分がついたフロントの人間がassholeだと大変だと思いますよ、正直。

システムの構築にはフロントは関わらないです。通常、フロントを支えるミッドが一通りのコトは分かってるはずなんで、ミッドがITの方々と話し合って作ってます。最終的に使うのは私達ですが、私達に到達するまでに結構完成してて、それを使って使い勝手が悪い、とか、もう少しこうならんかね、みたいな話をミッドにフィードバックして、改良を重ねてシステムを作ってるんだと思います。ご指摘の通り、直接お金とかクライアントに関係ない仕事はミッドやバックの方々がさばいてくれるので、正直、フロントとITの繋がりというのはありません。唯一あるとすれば、PCが壊れてどうしてもデスクに着て修理して欲しい、という時でしょうか。

「PCが壊れたのはITが無能なせい」とばかりに怒鳴るおっさんとか若者とかいますよ。いやあんたの使い方がおかしんだって... とワタシなんかは思ってますけど、そういう理不尽なことに付き合う根気良さが必要とされている職業な気がします。でも私は毎日クライアントの理不尽に付き合ってるから、そう考えると、お金をくれるexternal client の理不尽に付き合うか、もしくはお金を稼いでくるinternal client の理不尽に付き合うか、どっちかの究極の選択なのかも。Perfect world はないですねぇ。

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コメント

外資系のトレーディングフロアでstructuring(フロントです)やってるものです。セレブさんたちよりこちらのほうがIT intensiveじゃないかなと思います。僕のチームは毎日のようにITに助けてもらってます。ユーザー(フロント)がやなやつで、相当嫌な思いするITの人たちはぼくも散々見てきてます。そういうフロント人たちって、ほかのフロントには良い態度するのにサポートには最悪なんですよね。ありえない...でもそういう会社内の位置づけでそういう態度していいと勘違いする人もいるんですよね。

他にはlawyerの人たちもサポート扱いですね。銀行ではお金を稼いでくるのがフロントなので、他の人たちはサポート扱いになってしまうのではないでしょうか。そういうのを見ていると僕はお勧めできないかも。やっぱりlawyerはlaw firmでは主役だし、ITの人はIT企業で主役だからえばってられる、って言うか楽しく仕事ができるんじゃないかと。でもお給料とかはIT企業と比べるとまあもらえるようですよ。

外資系金融でも、組織の規模によっても、フロントと直接か、ミドルを介すのか、あるいはサポートするエリアによって、あるいはセルサイドかバイサイドかによってもユーザーの傾向は違いますし、サポートのレベルも違い、ユーザーと接するレベルも違います。
金融というと、お金を稼いでくるフロントにスポットライトがあたりますが、そこをサポートするオペレーションや、人事や経理などのサポートファンクションをサポートするITの部署もあります。

「ユーザーは自分の案件と直接関係のないことに協力してくれるのでしょうか?」
自分の業務に関わるシステムの機能が拡張されたり、パフォーマンスや安定性が上がること、新しいシステムの導入は、その人の業務の生産性、効率性が上がることでもあり、それはビジネスの成長にもつながるわけですから、ある程度の協力は得られるでしょう。
システム変更のリクエストはIT都合でユーザー側に持ちかける場合もありますが、ユーザー側から上がることが多いですしね。

そらさん、セレブさんが仰る通り「バックオフィス扱いで、戦力とみなされず」、お金を稼いでくるフロントのプロフィットセンターに比べたら「ボーナスもろくに出ず」かもしれませんが、「奴隷」どうかは、周りがどう見るかではなく、自分がどう感じるかではないでしょうか。

セレブさんの仰るように、perfect worldはないですからね。

そらさんは何にプライオリティをつけるのかしら。

サポートすることにやりがいを感じるのか、自分が主役でいたいのかも考えてみるのもいいかも。

外資系金融のITといっても様々です。
フロントをサポートするだけが外資系金融ではありません。

セレブさん、そしてコメントくださった皆さん、親身にアドバイスして下さって本当にありがとうございます!とても参考になりました。まさか本当にコメントしてくれると思ってもいなかったので、感激して、きちんと返信しようと思っていたら、こんなに遅くなってしまいました。ごめんなさい。
何にプライオリティをつけたらいいのか、結構真剣に考えてました。

恐らく金融業界のIT部門で働けば、多少ファイナンスに強くなるという期待もあり、IT以外の知識も増えて刺激的な職場環境だろうと思います。きっとメーカーで働くよりもお給料も増えるでしょう。でも、やっぱりFOIさんのおっしゃる通り、自分が主役として活躍していたいので、IT業界に留まる事にしました。サンクス!

あなたの言ってるITってただのadmiだと思います。
「外資金融のIT部門」を理解してから発言された方がよいかと思います。

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