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2009年1月27日 (火)

外資系証券リストラの嵐の中でどう考えればいいのか? - 鈍感力の重要性について

今朝、一通のメールが入った。

一昨年、他社に移った後輩からだった。彼が移ったのは米系外資系証券ではトップクラスと言われる(もしくは言われた)ファームだが、ここ半年は毎月のように人切りがあり、12月初旬に一緒に飲んだ時、

「1月まで持たないかもしれません」

と彼は言った。

メールの内容は「クビになったので飲みにでも行きませんか?」 予想できたと言えば予想できた内容だったが、それでもやはり気分は重い。

なんと言えばいいのか、そんなことをぼんやり考えた。

ある程度の年齢に達していれば、真剣に捉えないかもしれない。

ここでの「ある程度の年齢」はアラサーで、その年齢ならクビになることよりももっとつらいことが人生で既に起こっているはずだから。肉親を亡くしたり、愛する人を事故で亡くしたり、はたまた離婚したり、誰かに裏切られて全てを信じられなくなったり。仕事なんかよりももっとつらい体験をしていると、クビになったことはその過去の重い出来事との比較においては正直軽傷だろう。

ある程度の年齢で得することは「厳しい体験を過去に経験している」以外にもある。鈍感力が20代に比べて確実に発達していることだ。クビになったことを運か不運といったギャンブル感覚で受け止めることも、新たな展開を神に与えられたと勝手に考えることもできる。少なくともそう捉えている外資系証券のアラサーが私の周りには多い。

でも彼の場合はどうなんだろう。

まだ若いし、貯金もそんなにないだろう。まだ誰かを亡くしたことはないだろうし。今回の出来事が人生で起きた最も重い出来事の可能性がある。そう考えるととても気分が重くなった。

とりあえずクビになったことには触れず、いつでも都合は合わせる、と返事する。

あんまり真剣に捉えてないといいなと思う。

人生の展開なんていくらでもある。外資系証券に残り続けることが人生における展開な人もいればそうでない人もいる。でも展開を作れるのは自分自身だということを知っていて欲しい。自分が展開の可能性を作ることも、そしてその可能性を殺すことも出来る。結局は自分次第なのだと思う。クビになったことが自分を、もしくは自分の能力を否定されたと感じて不安になることだってあると思う。でもそれは違う。クビになる要素は能力以外の要素が大部分を占めているケースもかなりある。だから、クビを人格否定と捉えてはいけない。たまたまいてはいけない場所にいて事故に巻き込まれた。アンラッキーだっただけだ。

どこかでこれを読んでくれてたらいいなと密かに願ったりする。

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コメント

うちの会社では、有能で給料の高い人間からやられました。(外人ももちろん!)

逆に残った人間というと、オペレーションだとか、いわゆる ”最低限の業務を回すのに必要なスタッフ、で、かつコストが低い” タイプの方々です。

切られたからといって、自分を責める必要は全くなく、”全ての出来事は必然である”ので、これも次への素晴らしい布石となります。

気持ちで負けちゃだめです。

お互い頑張りましょう。

笑う門には福来たる。

とりあえず、我らサーティーズには無くて彼にある最大の強みが一つあります。

『若さ』です。
貯金なんて必要ありません
若くする失敗や挫折なんていくらでも取り返せます。ましてやトップファームにいたなら尚更です。

負け惜しみ?大いに結構!喧嘩は自分が負けを認めなければ負けにはならないんです!

かのネプチューンマンの背中には傷一つ付いていなかったとゆう…(分かんないか…)

お久しぶりです。最後のパラグラフは非常に良い文章ですね。

私はボスからは「君は優秀なので外に出てもどんな環境であっても生きていけるだろう。だから申し訳ないが君にした。数字合わせの世界なので誰かを選ばなければならなかった。」というような事を英語で言われましたね。

再就職については色々と動いてみましたが、どこもフリーズなので、そろそろ受かりそうな会社でも受けてみるつもりです。

不本意ですが、食うために。生きていれば良いことがあるでしょう。

セレブさん
こんにちは。

私の彼も某米系でリストラです。

日系からキャリアアップ。。と言うか多分、いや間違いなくお給料にひかれて転職した様ですが、本当に厳しいし可哀想になってしまいます。彼ならヒューマンスキルで何とかなると楽観してますけど。

良かったことは一つ。
凹んだお陰で見えてきたことがあるようで、優しさが戻ってきています。

どっちがいいんだか。。。

悩んでる方沢山いらっしゃるんですね。

早く状況が良くなることを願うばかりです。

日本橋の米系証券で働いてるアラサーでしたが、昨日リストラされました。
うちの会社も毎月やってて、いつ誰がいなくなっても驚かない不気味な雰囲気でした。
私は新卒からずっと外資系数社目で一応既婚(離婚調停中)の子持ちですが、今回は小さい子供がいて今以上に会社に貢献できる可能性が低い人から選んだと言われました。
まぁ仕方ないとは言え、パフォーマンス度外視で選んだ感じがして凹みます。パッケージもびっくりするくらい少なかったし。
でも、「鈍感力」わかる気がします。
この年代になるとこんなことでは泣けませんし、同業のアラサー仲間がたくさんいるので愚痴って終わりです。周りがどんどんいなくなるのである意味、感覚がマヒしてるかもしれないですが、そもそもこんなことでいちいちショック受けてたらこの業界で生きていられませんよねぇ。
少しリフレッシュして、さぁ次行こー!てな具合です。

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